なぜあなたの会社には人材が集まらないのか?”本当に来てほしい人材”に出会うための方法
皆さん、こんにちは。
POPマーケティングコンサルタントの伊坂光恵です。
私は、全国の商工会議所や企業様(飲食店・小売など)を対象に「コトマーケティング」に関するセミナーや
コンサルティングのほか、「コトマーケティング」の養成講座を主催しています。
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前回の記事では、コトマーケティングを活用した採用戦略の事例を2つご紹介いたしました。
https://note.com/embed/notes/n18695ffd93c5?theme=auto

今回は、人手不足に陥ってしまう背景や理由を詳しく掘り下げるとともに、コトマーケティングを活用して、
企業が”本当に来てほしい人材”に出会うための方法、会社の飛躍にも繋がる秘策について探っていきます。
目次
- 日本の人手不足は深刻
- なぜ人手不足なのか?
- 人手不足の中”選ばれる会社”になるのは難しい
- ①求職者の価値観の変化
- ②求人情報の曖昧さと具体性の欠如
- ③競争の激化と企業の差別化
- ④地域や業界特有の要因
- 求職者は情報の向こう側にある”リアル”を知りたがっている
- ターゲットに刺さる採用戦略を取る効果
- 求職者の知りたい内容を発信することが、求める人材との出会いに繋がる
日本の人手不足は深刻
現代の企業が抱える人手不足の問題は、複雑な要因が絡み合っています。
世界人材不足調査(2026年2月時点)によると、日本を含む41カ国・地域の中で、日本は84%の企業が
人材不足を感じていることがわかります。
この数値は世界平均の72%を上回っており、世界的に見ても日本の人手不足が深刻であることが分かります。
また、2026年4月の企業の動向調査においても、正社員の不足を感じていると答えた企業は50.6。
4月としては4年連続で50%を超えています。
前年同月(2025年4月は51.4%)に比べると0.8ポイント減少していますが、
依然として多くの企業が人手不足を感じているようです。
なぜ人手不足なのか?
では、日本でなぜここまで人手不足が深刻になってしまったのでしょうか。
少子高齢化により、若年層の人口が減少していることは大きな原因のひとつです。
これに伴い、労働市場に新たに参入する若い労働者の数が減少し、全体の労働力人口が縮小しています。
この結果、企業は必要な人材を確保することが難しくなっており、近年では外国人労働者の方に
リソースを依存するケースも増えています。
また、都市部への人口集中が進む一方で、地方では人口減少が加速しており、地方企業の人手不足は特に深刻です。
人手不足の中”選ばれる会社”になるのは難しい
人手不足が続く中、企業はどのように”本当に来てほしい人材”に出会えばよいのでしょうか。
そのためには、多くの企業の方から”選ばれる会社”になる必要がありますが、
従来通りのやり方では太刀打ちできなくなっていきています。
そこにはどのような背景があるのでしょうか。
①求職者の価値観の変化
現代の求職者は、単に給与や安定性を求めるだけではなく、仕事を通じて得られる経験や自己成長、
ライフスタイルとの調和を重視していると言われています。
特にミレニアル世代やZ世代は、働くこと自体が「自己実現の手段」であると考える傾向が強く、
これにマッチした企業文化や価値観を好む傾向にあります。
そのため、企業の文化や価値観を定期的に発信するとともに、企業が提供する働き方の選択肢を増やし、
求職者のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を提案することが重要です。
②求人情報の曖昧さと具体性の欠如
多くの企業が発信する求人情報は、条件面を書いたものが多く、
実際の働く雰囲気や仕事内容が見えづらいといったケースも少なくありません。
求職者は、どんな雰囲気の職場なのか、具体的にどのように仕事をするのかなどをイメージしたうえで、
応募したいと考えています。
そのため、企業のミッションやビジョンを明確にし、求職者に対して具体的なキャリアパスを提示することも必要です。
③競争の激化と企業の差別化
ITやマーケティングをはじめとする人気の高い業種や職種では、企業間の人材獲得競争が
より一層激しくなっているようです。
他社との差別化を図るためには、企業の独自性や文化を強調し、求職者にとって魅力的な
「ブランド」を構築することが求められます。
そして、求職者の共感を得るために、キャッチコピーやデザインなどの”届け方”を工夫することが大切です。
④地域や業界特有の要因
地域や業界によっては、特有の要因が人手不足を引き起こす場合があります。
例えば、地方では人口減少により労働力が不足する一方、都市部では賃金が低めな職種では極端に応募が少ない、
一時的に採用できても離職率が高い、といったケースもあります。
リソースが限られるエリアでは、地域や企業の特性を打ち出すことで、地域密着型の人材獲得を目指したり、
特定のターゲット層に響く様な採用戦略を立てたりすることが重要です。
求職者は情報の向こう側にある”リアル”を知りたがっている
近年では、SNSを活用して、リアルタイムで企業文化や働く環境を発信する会社も増えています。
求職者は企業の雰囲気や価値観を事前に知れるため、
単なる採用情報や条件を超えた”企業のリアルな様子”をよく理解したうえで応募が可能です。
また、オンラインイベントやウェビナー、勉強会などを通じて、企業と求職者の接点を増やし、
直接的なコミュニケーションを図ることで、ミスマッチを防ぐ取り組みも見られます。
こうした採用活動は、企業が求める人材を効果的に引き寄せるだけでなく、職場の雰囲気を良くし、
会社の成長を促進させることができるのです。
ターゲットに刺さる採用戦略を取る効果
こうした採用戦略において、非常に重要になるのが「どんな対象者」に「どんなメッセージを届けるか」です。
私がコトマーケティングを活用して採用をサポートした事例では、特定の趣味や特技を持つ人材を
ターゲットにする方法があります。

例えば
「中高時代はサッカー部だった人」
「野球一筋で頑張ってきた人」
「学生時代にマネージャーを務めていて裏方が得意な人」
といったように、
具体的なターゲットを設定することで、求めている人がダイレクトに伝わり、
その分野に興味や情熱を持つ人々からの応募を促進できます。
応募する側も「この会社にはサッカー好きな人が集まっていて、普段から話が盛り上がりそうだな」とか
「野球一筋で熱心な人がたくさん集まる会社なら自分とも価値観が合いそうだな」といったように、
一気に親近感がわきますよね。
共通の趣味や価値観を持つ人材が集まると、職場の一体感やチームワークもグッと向上!
社内の雰囲気も良くなるので、社員の満足度もあがり、ミスマッチや離職率も減らせます。
また、特定のスキルや経験を持つ人材を集めることで、即戦力として活躍できる可能性が高まります。
組織全体の活力が向上すると、新しいアイデアの創出にもつながり、
結果的に会社全体のパフォーマンスもアップするのです。
求職者の知りたい内容を発信することが、求める人材との出会いに繋がる
今回の記事では、人手不足に陥ってしまう背景や理由を詳しく掘り下げるとともに、
企業が”本当に来てほしい人材”に出会うための方法、会社の飛躍にも繋がる秘策についてご紹介しました。
ターゲットを絞った採用活動は、企業が求める人材を効果的に引き寄せるだけでなく、職場の雰囲気を良くし、
会社の成長を促進します。
会社が”本当に求める人材”に刺さるような共感を呼ぶメッセージを発信するには、
コトマーケティングの視点が非常に有効です。
コトマーケティングを企業の魅力・価値アップ、採用活動に活用してみたい方は、
ぜひ当noteの記事も参考にされてみてくださいね。
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伊坂光恵|モノ売りからコト売りへ|note飲食・小売・サービス業などの5社5業種において20年以上に渡り、売り場を構築。累計10,000枚以上の手書き販促POPや看note.com
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