140店舗を支えるのは “人を想う力” 寺子屋さんの懇親会で感じた海蔵社長が社員さんを巻き込んでいく力が凄かった!

この度ご縁をいただき、毎月『コトマーケーティング』の取り組みをさせていただいている 株式会社寺子屋さま。
先日、第2回目の研修が終わったあと、参加してくださっている社員さんたちと一緒に、海蔵社長が懇親会を開いてくださいました。
寺子屋さんは、「ちいかわ」「SNOOPY」「ミッフィー」など、誰もが知る人気キャラクターの商品を企画・製造・販売し、全国に 140店舗のお土産物屋さん を展開する会社さんです。

一緒にテーブルを囲んで座っている皆さんの表情が本当にやわらかくて、あたたかい。
それはきっと、海藏社長が一人ひとりにまっすぐ関わっておられるからなんだなぁとすぐに感じました。
海蔵社長はいつも社員の皆さんと同じ目線で、楽しそうに、でも本気で熱く語られている。とにかくお話が楽しくて、どんどん引き込まれていきます♪
社長の思いがまっすぐ「会社の文化」になっている🌱

会社の懇親会というと、一般的には“食事の場”という印象があると思いますが、海藏社長が会社の方向性や、これからの展望や夢について楽しそうに話されていて、それを囲む社員の皆さんがうなずきながら聞き入っている👂
決して「上から伝える」ようなものではなく、 “みんなで一緒に未来をつくっていこう”という空気に満ちていたんです。
その場にいる全員が「自分ごと」として受け取っている。その雰囲気に、私はものすごくあったかい気持ちになりました♪

しかも海藏社長は、その場だけではなく、普段からも現場で社員の方々とたくさん話をされているそうです。
本社の広いフロアを歩きながら、「今どんな仕事をしてるの?」「これ、すごくいいね~♪」と、ニコニコ笑顔でお一人ひとりに声をかけておられる。そういう日常の積み重ねが、“会社の文化”をつくっているんだと思いました。
会う人会う人を味方につけ「ファンを生み出す会社」💡

海藏社長の周りには、自然と“人の輪”ができるんです。
それは社員さんだけでなく、取引先や関わるすべての人たちがそう。
「この人と一緒に働きたい」「この人のお役に立ちたい」と思わせる力がある。言葉では簡単に言えますが、実際にそれを体現されている会社って、なかなかありません。
社長が一人ひとりのことを本当によく見ていて、側近(役員)の方々もその思いを受け継いで、ちゃんと社長に伝えておられる。
そんな風に、みんなで社員さんの成長を支えている。「人を大切にする」とは、こういうことなんだと改めて感じました。
無理のない、でも全員が笑顔で参加する懇親会😊

今の時代、「飲み会なんて行きたくない」と言う若い人も多いですよね💦でも寺子屋さんの懇親会には、そういう雰囲気は一切ありませんでした。
むしろ「参加したい」「みんなで話したい」という空気が自然に流れている。強制でも義務でもなく、 “この場にいたい”と思える温かさがあるんです。
こうしたコミュニケーションの文化が、会社の結束を高めているんだなぁ。と改めて肌で感じました。
翌日、私は京都・錦市場へ🚶♀️

懇親会を終えた翌日、私はどうしても自分の目で確かめたくなって、京都・錦市場の寺子屋さんの店舗を回ってきました。
懇親会で海蔵社長の思い描く未来や夢の話をきいて、
「この空気感をもっと知りたい」
「実際に現場の様子を自分の足で見てみたい」
そんな気持ちに突き動かされていました。

錦市場の中には、寺子屋さんのさまざまな店舗が並んでいます。
おかき処寺子屋本舗、杵つき金ごま「ごま福堂」、そしてスヌーピー茶屋や抹茶専門店の「茶和々」、お箸専門店の「遊膳」「にしきギョーザ」などなど…。
どのお店も、ひと目でわかるくらい丁寧な工夫がされていて、お客様が思わず立ち止まる“しかけ”が随所にあるんです👀
「なるほど💡これが寺子屋さんの企画力!現場力なんだな!」と感じながら、一軒ずつメモを取りながら見て回りました。
「ストレスだらけの世の中で頑張っているあなたへ」📣

その中で特に印象に残っているのが、ごま福堂さんの店頭に貼られていたポスター👀そこには、「ストレスだらけの世の中で頑張っているあなたへ」というコピーが書かれていました。
あれ?これは、前回の研修で学んでいただいた“ターゲットに呼びかける”キャッチコピーを、実際に現場でカタチにしてくださっているではありませんか!ニヤリ(笑)
しかも、一回目の研修のあと間もなく展開されていたというこのスピード感。その行動力に、私はとてもうれしくなりました♪

まだ初歩的な段階ではありますが、こうして自分たちで考えて動くことが何より大切で、社員の方が「このキャッチコピー、自分のことみたいでしっくりくるんです」と話されていて、自分と同じような方に届けようとしていることが伝わってきました。
それぞれの現場から始まる「コトマーケティング」🌸

寺子屋さんでは、各キャラクター部門だけでなく、社内にデザイナーさんや販促物の制作担当の方々も同じプロジェクトに参加されています。
つまり、“つくる人”と“仕掛ける人”が一緒に学んでいるんです。これって実はすごく大事なことだと思っています!
現場の想いを理解してデザイン印刷をする人が増えると、販促物の質も一気に変わります。
しかも、繁忙期には本社にいる方も、全社員が各現場に応援で入ってお客様対応をされるそうで、
まさに「全員でお客様に向き合う会社」だったのです💡
現場を知っているからこそ、お客様が知りたいコトを発信できる。リアルな販促POPがつくれる。
この仕組みや体制は、どの会社にも採用されたらいいなぁと個人的に思います♪
走り出した人たちと、次のステップへ🚀

そして、今回の研修の中でもうひとつ印象に残ったのが、一人の女性スタッフさんのエピソードです。
彼女は、初回の研修でコトPOPの基礎部分の講座を受けたあと、なんと自分の店舗に戻ってすぐにパートさんたちに内容を教えて、「みんなで書いてみよう!」と呼びかけて実践されたんです。
みんなを巻き込んでいこうとするその行動力がほんとうに素晴らしい!!

やっぱり、行動する人がいると、周りも動いていきます。そういう方がいるチームは、必ず成果を出していくと、今までの経験から確信しています👀
人に伝えていこうとする方は、誰よりも自分が理解していないと伝えることができないので、やっぱり一番成長していきます。気がついた時には自分がつくる販促物の精度もグンとあがる方がほとんどです。これからも目が離せない人財です♪
「人を大切にする会社」には、自然と笑顔が集まる😊

二回目の研修を通して、私が一番感じたのは、やっぱり“人を大切にする会社は強い”ということです。
海蔵社長が仰るように最初できなくても、コツコツ継続していくこと、少しづつでもまずはやってみることが大切だとお話されていました。
どんなに商品やサービスが良くても、働く人が幸せでなければ、本当の意味でお客様に伝わらない。
寺子屋さんには、それを実践する文化があります。そして、そこにいる一人ひとりが本気で仕事を楽しんでいる。
そんな皆さんとご一緒できることを、私は心から誇りに思っています。

そしてもし機会があれば、ぜひ一度、寺子屋さんの店舗を訪れてみてください。
お店に入った瞬間に感じる、あの明るく温かい空気。そこに“人を想う力”が流れていることを、きっと感じてもらえると思います。
今の寺子屋さんも本当に素敵ですが、ここにコトマーケティングの考えがさらに浸透していき、寺子屋さんの存在価値が観光客の皆さんに伝わっていけば・・・どんな風に進化していくのか・・・私自身とても楽しみでなりません✨
あなたの地域の観光地はどこですか?全国の観光地には寺子屋さんのお店があります💡
もし立ち寄る機会があれば、ぜひ“コトPOP”を探してみてくださいね♪
